心理的面を考えること。
心理面が血糖値にどのように関係するのか
みなさん知っていますか?
糖尿病初期と合併症期では
自覚症状や血糖値、感情の変化が異なると言われています。
初期の時期は不安面が弱く、自分との関係性に結びつけることが難しいため、
必要な行動をとることができず、血糖コントロールが不良になりがちです。
逆に過度に不安になり過ぎても、ストレスホルモンの関係で血中カテコールアミンが上昇し、血糖コントロールが不良になってしまいます。
では、どの時期が一番良いのか?
それは、適度な不安を持っている時期が良いと言われています。
過度に先を心配せず、今の現実を向き合うことができる状態です。
糖尿病患者の心理面によっても血糖値が変化してしまうのです。
また、糖尿病と診断された際に治療を行うまでの行動は
6ステージに別れると言われています。
1前熟考期
2熟考期
3準備期
4行動期
5維持期
6免脱/再発
自分との戦いが多く、難しいと言われている時期が行動期です。
やはり、一番辛いく、大変なのは、当本人なので、
どのステージにいるのか?
どのような関わりを持てば良いのか?
心理面でのケアも非常に重要となっていきます。
最近はエンパワーメントという効果的な教育が推奨されています。
エンパワーメントとは、起こるであろうと思われる結果を予測して、
どのように対処できるか対応できる能力を身につけてもらう
考え方を言います。
本人でも行動できるようにセルフマネジメント能力を
生み出すのも、大事な関わりと考えています。
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