血糖コントロールの食事療法・・そんな簡単ではない・・
色々な病気においても食事と運動は行う方が良いと言われていますが、
継続が難しいのが、この2つですよね。
主に糖尿病の食事療法には適切なエネルギー摂取量とカロリー計算が
重要になってきます。
⬇︎運動に関してはこちら!!
カロリー計算と制限を十分に行えば、
炭水化物を控えなくても体重減少が可能と言われています。
カロリー計算を簡単にしやすくしているのが、
よく目にする食品交換表ですね。(下の画)
摂取量を1単位80kcalで1日20単位(1600kcal)で計算して献立を作れる本となっています。
もう一つ使われるのが、炭水化物の摂取量に着目して食事療法を行なっていく
カーボカウント法というものです。
3大栄養素の中で、炭水化物が食後2時間以内に食後血糖値に影響するため、
食後の血糖値を管理する方法です。
カーボとは炭水化物のことで、1カーボ10kgとカウントしています。
食後の血糖値上昇は炭水化物の影響があるため、
炭水化物の量を知ることで、食後の血糖値を予測することが出来ます。
主食内に何割含まれているかを知ることが重要です。
米飯:40%・パン:50%・麺類:20%
例えば、
1食100gの米飯を食べると、100×40%=40g つまり4カーボということになります。
1単位80kcalで炭水化物20gに相当するため、1日1600kcalで炭水化物400g
1日総炭水化物の摂取量としては、
40カーボンという単純計算になりますね。
しかし、大事なのは、
炭水化物だけでなく、脂質などバランスよく取ることですね。
何事もバランスよく取っていきましょう!!