知りたくなかった!!糖尿病と癌には密接な関係性が・・・
実は知りませんでした。糖尿病と癌との関係・・
最近、見た雑誌の中で面白い情報だったため、記載しようと思います。
昔まで、糖尿病患者の死因は血管障害によるものが多数を占めていましたが、
現在は死因第1位が癌となっており、4割をしめるほどです。
糖尿病と癌は生活習慣に大きく関係しているため、密接な関係があると言っても
不思議ではないのでしょう。
糖尿病を有する方は男女ともに20%も癌のリスクを上昇させるそうです。
では・・
なぜ糖尿病が癌の罹患リスクを高めてしまうのか?
そのメカニズムはまだ不明の様ですが、大凡のことはわかってきているそうです。
①インスリン抵抗性
②高インスリン血漿の関与が想定されています。
なかなか難しい内容になっていくのですが、インスリン抵抗性が高まってしまうと、高インスリン血漿になってしまい、アポトーシスという細胞死を抑制してしまいます。
そのことで、発がんリスクが進展するそうです。
または、高血糖ががん細胞の増殖や転移を促進。
アシドーシス状態になり、酸化ストレスが発生して、発がんの第1段階のDNA損傷を引き起こします。
色々と多くの文献で原因と関係性が発表されています。
また、糖尿病治療薬:インスリンとも癌の罹患リスクの関係性が
あると言われているそうですが、はっきりとした結論は出ていないそうです。
しかし、治療薬と関係性が高いと言っても
中止するリスクは計り知れないですね。
全員が癌になってしまうことはありません。
ただ、血糖コントロールの重要性を感じるためには
非常に大切な情報かも知れませんね。
参考文献:さかえ3 特集1『糖尿病とガンの危険な関係』正宗淳