糖尿病患者の心理行動
糖尿病治療において、インスリンなどの薬物療法、食事療法が主ですが、
患者の心理に応じた治療介入も大切なことです。
糖尿病と診断を受けた方は、
癌と診断された程の抑うつ度が高まると言われています。
1番は受動的ではなく、能動的な行動に導くことが大切です。
その中でもエンパワメント法というやり方があります。
エンパワメント法とは、自分自身で責任を取ることが出来る潜在能力を発見し、
発展させることと言われています。
簡単にまとめれば、自分自身で対処できる能力を導いてあげることが
大切ということですね。
しかし、
行動変化には5つのステージに別れると言われています。
①前熟考期・・行動変化を全く考えていない
②熟考期・・行動変化を理解しているが、行動変化はない
③準備期・・患者なりの考えがあり、少しづつ行動に移る
④行動期・・望ましい行動を半年続ける事が出来ている
⑤維持期・・半年以上望ましい行動が出来ている
糖尿病で悩まれる方が、どの段階のステージに
いるかを考えながら関わっていきます。
そのために、コーチングの技術も必要になると考えています。
コーチングの際には、ゼロポジションというものがあります。
ゼロポジションとは、、
先入観を持たない
自己解釈をしない
沈黙が続いても、自分から話さない
などと定義がいくつか持たれています。
どうしても、こちらが教えないといけない、伝えないといけないと思い、
強い先入観や肯定的考えを持ってしまう事が多いです。
質問の際にも、なぜ質問をし、どのような事が知りたいかを
感じる事が大切と思いっています。
次の記事では、どのような質問を行えば良いのかを載せていきます。
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