悪阻の際に・・・なぜ?フライドポテトを食べたがる??
妊娠中につわりが強い人、何もない人と個人によって様々ですよね。
つわりの際に多くの人がフライドポテトを
食べたくなるのではないでしょうか??
あるアンケートでは、7割の方が食べたくなったと言われていました。
では・・なぜフライドポテトなのでしょうか?
1)妊娠中は味覚が鈍る?
妊娠中は味覚が鈍るため、食事の際に味がよくわかないことが
あると言われています。
そのため、塩っけがあり少し濃いめの味を求めるため、フライドポテトを食べる方が多いのでは??
2)ポテトの原料が関与?
ポテトの原料はジャガイモです。
ジャガイモには、ビタミンB6 が含まれています。
ビタミンB6はつわりに効くと言われており、病院で点滴をしてもらったという経験をお持ちの方はいるのではないでしょうか?(米国産科婦人科学会推奨)
しかし、あるアメリカの論文では、あまり効果はないとの意見もあります・・・
3)ジャガイモがまた大事?
ビタミンB6の中には”葉酸”という栄養素が含まれています。
葉酸は胎児にとって非常に重要な栄養素の一つで、お母さんの貧血防止にも
非常に重要と言われています。
そのため、体が無意識に欲しがっているのでは??との意見があり、フライドポテトを食べたがる1つの仮説が考えられます。
4)カロリーを求めるから?
妊娠中は母体と胎児の身体に栄養が必要なため、お母さんは多くの栄養源やカロリーが必要となってきます。
生体反応としてカロリーが高く、お手軽に食べれるものとして、フライドポテトを求めるのでは?
本日はつわりにおける食事で圧倒的にフライドポテトを求める方が多い中、
なぜ多くの方が求めるのか?を考えてみました。
悪阻の際は食べれるものを食べる方がいいと産婦人科の先生も言われるように、
まずは、しっかりと食することが大事です。
しかし、、フライドポテトは油成分が多く、決して体に良いものではないので、
ほどよく食べることが重要ですね。