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腸内環境と糖尿病は関係性があるの??

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腸の中には数億個の菌が存在しています。

悪い菌もあれば、良い菌も存在しています。

それぞれの菌が存在することで、多様性に満ち溢れており、

共存出来ているのです。

 

この腸内の細菌が共存し、競合してるコミュニティーを

”腸内フローラ” ”腸内細菌叢”と言います。

 

腸内フローラが崩れることで、様々な病気や下痢、便秘を引き起こす原因になるのです。

 

そのため、腸内環境を良くすることは、腸内フローラを良い関係性に

保つ為に必要なのです。

 

腸内環境が悪いことは、代謝、他の臓器にも影響を及びます。

腸内フローラが崩れると、血糖値の上昇、動脈硬化を生み出します。

 

では・・なぜ??

 

動脈硬化を促進する原因として、トリメチルアミンという物質が関係します。

カルニチンやコリンという物質が分解されてトリメチルアミンになるという複雑な消化の関係性の中で、動脈硬化を促進していきます。

 

これは、腸内環境が悪くなった状態に起きやすく、うまく消化と吸収が行われない場合になりやすいと言われています。

 

では、カルニチンやコリンってなんだ・・??

それは!赤みのお肉のです。

腸内環境が悪い中で赤みのお肉を食べすぎると、消化と吸収が悪くなり

動脈硬化を生んでしまうのです。

 

いつも言っていますが、バランスです!赤みの肉を食べること自体が

動脈硬化を促進する訳ではないのです。

 

また、腸内環境が悪いとインスリン抵抗性を高めてしまう為、

血糖値が下がりにくいという状況にもなってしまいます。

 

イギリスの研究でも

血糖コントロールが悪い人を調べると

腸内フローラが乱れており、悪玉菌が増えているという

結果も発表されています。

 

腸内環境を整えることも

血糖値を安定させる要因になっているのですね。

 

腸内環境は

①遺伝子 ②食事 ③ストレス ④環境が大きく関係してきます。

血糖コントロールを目的に食事をされる際に

腸に良いものを取り入れて食べても良いかもしれませんね!

 

 

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